５. キッズリンクでの検索エンジン対策

保護者の皆様が、自分のお子様を幼稚園や保育園に入園させるためや、仕事の転勤が理由で転園しなければならなくなり、園を探すということになった場合、今はYahoo!やGoogleなどの検索エンジンから探すケースが主流になりつつあります。

そのため、園のホームページが検索結果の上位に表示されることは、できるだけ多くの保護者に知って頂くという意味で大切です。

今回は、園のホームページができるだけ有利に検索されるよう、最低限やっておきたいことについてご紹介します。

検索エンジン向け機能を利用する

まず、キッズリンクには検索エンジン向けの機能が御座います。編集メニューへログインの後、[ホームページの構成]→[検索サービス向け]と進み、「ページの簡単な説明」「検索キーワード1～10」に幼稚園の情報を入力し、「データを保存」ボタンをクリックして下さい。

ここで気をつけて頂きたいのは、「ページの簡単な説明」は長すぎないようにすることと、「検索キーワード」は適切な数で設定することです。これに反すると「検索エンジンスパム」と呼ばれ、検索エンジンの検索結果の順位が下がったり、検索エンジンに表示すらされなくなります。

目安としては、

・「ページの簡単な説明」は半角155文字（全角で約77文字）以下
・「検索キーワード」は3個以上10個以下

として入力して下さい。

他社検索サービスに登録する

次に、各検索エンジンのクローラ登録を行います。
クローラとは、検索エンジンがホームページの情報を読み取るロボットのようなものです。通常は登録しなくともホームページを見つけてくれますが、希に辿り着かないことがあります。また、登録することでクローラの優先度を上げることができます。
各検索エンジンのクローラ登録ができるアドレスは以下の通りですので、それぞれ登録して下さい。

・Google
http://www.google.co.jp/addurl/?continue=/addurl
・Yahoo（別途Yahoo!IDの取得が必要です）
http://submit.search.yahoo.co.jp/add/request
・MSN
http://search.msn.co.jp/docs/submit.aspx?FORM=WSDD2

被リンクを増やす

つまり、他のホームページにリンクをして貰うということです。
今までの２点と比べて機械的にできる事ではありません。継続的に時間をかけて行う作業です。

リンクされる数が多いということは、ホームページとしての価値が高いと検索エンジンに判断されます。
例えば、県や市の幼稚園・保育園協会にホームページがあれば、リンクを依頼すると良いかと思います（自治体のホームページや、協会などの総合的な組織のホームページは、価値があると判断されやすいため、そういった所からリンクされることは、大きな意味を持っています）。

おわりに

以上３点、紹介致しました。

検索エンジン対策は、突き詰めて行くと本１冊できてしまう程奥が深い内容です。ですが、これらの対策は主に園に無関係の方が自園のホームページを見つけやすくして貰うための手段にすぎません。

訪問者が園に興味を持って頂くためや、リピータを増やすためのコンテンツ作りは、これとはまた別に必要となります。検索エンジンの対策だけで終わりとせず、内容の充実・見直しを図ることで継続的なホームページ運用を心がけて下さい。